明日はWindows Phone Friday Loungeに参加してきます。
なので、今日はWindows Phoneのネタを書かせていただきます。
最近ちょうど知り合いにWindows XPでWindows Phoneの開発環境を作るには
どうすればいいか聞かれたので、今回の記事で取り上げさせていただきます。
通常Windows Phone 7の開発ツールはWindows XP にはインストールできません。
ですが、かなり強引な方法で開発ツールをインストールすることが出来ます。
※XPのサポートも切れていますし、インストール出来なくて当たり前といえば当たり前でが・・・
では、その強引な方法について記述していきます。
※Visual Studio 2010がインストールされていることを前提条件とします。
Windows Phone Developer Tollsのインストール
まずは、下記のサイトから開発ツールのセットアッププログラムをダウンロードします。
http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=13890
次にダウンロードしたセットアッププログラムを起動するのですが、そのまま実行すると下記のような
エラー画面が表示されてしまいます。
要するにWindows VistaかWindows 7 じゃないからだめだよってこと。
なので、一度セットアップファイルを一時フォルダに展開します。
展開方法は、コマンドプロンプトで先ほどダウンロードしたvm_web.exeに対して/xのオプションを追加して実行します。
そうすると展開先のフォルダを聞かれるので、展開するフォルダを指定します。
展開が終わったら、フォルダの中に「baseline.dat」というファイルがあるので、そのファイルをテキストエディタで開きます。
そのファイルの中に「InstallOnWinXP=0」と記述されている箇所があるので、それを「InstallOnWinXP=1」に書き換えます。
次に、展開したフォルダにあるsetup.exeを実行するのですが、そのまま実行するとまた別の箇所でエラーが発生するので、
コマンドプロンプトから展開したフォルダにあるsetup.exeを/webオプションを指定して実行します。
後は指示に従ってボタンを押していきます。
以上でWindows Phone Developer Tollsのインストールが完了しました。
このままでは、Visual Stdioでプロジェクトを作成した際に、
Silverlight for Windows Phoneがテンプレートに表示されないので、
Visual Stdioで表示されるように組み込まなくてはいけません。
Silverlight for Windows Phoneの組み込み
C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE\ProjectTemplates\CSharp\Silverlight for Windows Phoneにある
1033フォルダをコピーして、新しく1041フォルダを作成する。
次に、コマンドプロンプトからC:\Program Files\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE>devenv /setupを実行して完了です。
※処理が完了まで約五分程時間がかかります。
処理が完了したら、テンプレートにSilverlight for Windows Phoneが表示されています。
以上で、XPでの開発環境の構築は完了です。
ちなみに、XPではWindows Phone Emulator (XDE) が起動できない為、
デバックを行うことができません。(実機では出来るようですが、試していません。)
あくまで、XP環境で開発を行うということで取り上げました。
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お役に立てて光栄です!!これからもよろしくお願いします。
ちょうどこの方法を調べてました。ありがとうございます!!