Androidソースコードのダウンロード

前回はCygwinのインストールを行いましたので、今回はいよいよ
Androidのソースコードをダウンロードしちゃいましょう

Repoのインストール*1

(1) Cygwinを起動

　　前回インストールしたCygwinを起動します。
　　起動後はコマンドが入力できるようなります。

(2) インストール先のディレクトリ作成

　　適当なインストール先のディレクトリを作成します。
　　$mkdir -p android/bin

(3) curlコマンドでRepoをインストール
　　
　　先ほど作成したディレクトリーにインストールを行います。*2
　　$curl http://git-repo.googlecode.com/files/repo-1.12 > android/bin/repo　

(4) 権限の変更

　　インストールしたRepoの権限を変更します。
　　$chmod a+x android/bin/repo
　　

Repoの初期化

(1) 作業用ディレクトリ作成

　　適当な名前で作業用ディレクトリを作成します。
　　$mkdir android/src

(2) repo init コマンドの実行

　　SSL通信を行うので、環境変数を設定します。
　　$export GIT_SSL_NO_VERIFY=true

　　$cd android/src

　　$~/android/bin/repo init -u git://android.git.linaro.org/platform/manifest.git

　　※本来はandroid.git.kernel.orgですが、
　　現在使用できないのでandroid.git.linaro.orgを指定します。
　　コマンドを実行すると名前とアドレスを聞かれますが、未入力でも次に進めます。
　　その後、身元とカラーディスプレイの[y/n]確認があるので、回答しましょう。

ソースコードをダウンロード

(1) 設定ファイルの変更

　　そのままでは向き先がandroid.git.kernel.orgになっているので、
　　android.git.linaro.orgに接続するように書き換えます。
　　$vim ~/android/src/.repo/manifests/default.xml
　　四行目の「fetch=”git://android.git.kernel.org/”」を
　　「fetch=”git://android.git.linaro.org/”」に書き換えます。

(2) ソースコードのダウンロード
　　
　　repo syncコマンドでソースコードを取得します。
　　$~/android/bin/repo sync
　　※完了するのにかなり時間がかかります。

以上で完了です。